「弥栄(≒繁栄)」への道
- Category:神世考察
- Date:2025年09月04日
昨日は、久しぶりにペンを取ることが出来て楽しかったです。
「八十禍津姫」と「大綾津姫」のデザインも、大して悩まずパッと決まったのも嬉しかったです。
どうも8月23日の処暑、新月からガラッとエネルギーが変わっていたようです。
その日に合わせて「日月神示解説」のサイトを立ち上げ、その時に「新世界実現が理論の段階から実践の段階に移ったのではないか」という話もしました。
それから数日後には「招神万来」の移転先のサイトも立ち上げているので、今のエネルギーはかなり「実現係数」が高くなる傾向があるようです。
私はこのエネルギーの趨勢は、9月23日の秋分まで高まっていくと思います。
そして秋分点をきっかけに、これまで神々から覚醒とお祓いのエネルギーを受けてきた人々の、「立ち上がる」という態度がいよいよ可視化されると思います。
と言うより、日月神示的に「神と獣」、私の言い方では「神世と人世」の二極化において、「新時代への移行」の立場表明が秋分点では既に目に見える状態となっている、と言ってよいと思います。
その時、具体的に「世を変えよう」と発信していない人であっても、おそらく世を変えていく側の人からすれば、どっち側の人なのかを感覚的に判別がつくようになるはずです。
そして、その傾向が今後数年かけてどんどん色濃くなっていき、これまでマーブル模様だった世界が「二色」になるところまで行くのではないでしょうか。
夏至をもって開かれた地球的気場、私は「精神界」と呼んでいますが、現段階ではその気場にアクセスしている人はほんの一握りです。
しかし、近い将来に魂を磨き抜く根性のある人はその気場への到達を目指すようになり、かつて魂のレベルで「神世」の選択をした人々は、続々と覚醒して五次元に上昇していくことになるはずです。
未だその準備期間ではあるのですが、神々のご計画は寸分違わず着々と進行しているようです。
私は毎朝、海外のニュースはだいたい眺めるようにしているのですが、経済を色眼鏡で見ては政府寄りの肯定的見解に終始するマスコミが、「NVIDIAが第二四半期の業績予想を下回った」と報じた辺りから、トランプ政権批判の論調を強め、また実態経済の悪化を正直に出し始めました。
私は「いよいよ」だと思っていて、米国株急落から目まぐるしい変動の時代に突入していくと思います。
私は今後10年以内に「アメリカ合衆国」という国家は消滅すると予測していますが、現在他の名だたる国家も存続が危ぶまれる事態に陥るでしょう。
アメリカ合衆国もとい、地球上から国名が消えるような時代にあっては、もはや「これまで」の世界は事実上、維持継続が不可能になるということです。
今は誰もその予兆など感じていないかもしれませんが、それは大衆が「平和ボケ」するような情報を権力サイドが選別して世に出しているからであり、広報機関やマスメディアはもとより、放送やネットの検閲や言論統制も水面下で行われているのは周知の事実です。
「陰謀論でも良いから真実を知りたい」と思うくらいでなければ、今の世ではどう転んでも「嘘」を掴まされて道を誤ります。
私は全世界で起こるインフレや食糧難、日本の不況と米不足も同じ意図で仕組まれたものだと思っていますが、その元凶が「ダボス会議」、いわゆる「世界経済フォーラム」にあると踏んでいます。
「利権」を最大化するためには、まず世界の多様性を毀損し統合する必要があります。
そのために地球温暖化を口実にした環境エネルギーの促進や、自ら食糧問題を具現化する施策などで国際的な主導権を「経済主体」に持ち込ませるのです。
そこで交わされる「世界の問題」こそ、利権で捏ね回された「陰謀論」に基づく偏見であり、科学的には実際に根拠のない言説ですが、「政治=経済」にあっては超合理的なのです。
数十年前にあった「オゾン層の破壊によって地球温暖化が加速する」というレトリックも、オゾン層が年々塞がってきたことが科学的に判明してからは、「温暖化ガス」が原因と、いつの間にか論拠がすり替わっています。
実際のところ、地球規模で起きている変動は少なくとも数千年から数百万年のスパンで観測した上で、天体的影響も加味して科学的に俯瞰しなければ特定し得ないはずです。
「地球温暖化の被害国」と喧伝されたツバル諸島が海面上昇で沈むとしたら、今ごろ全世界の海岸が水没していなければおかしいのです。
それは単に大陸的な地盤沈下と考えた方が自然であり、全く違う因果を結びつけてレトリックとすることで、どこかで得をする人がいたという話でしょう。
ただ、こういう穿った見方も、肩書きの立派な人が適当な反論をすれば「陰謀論」にすり替えることが可能です。
名もなき有志の市民が声を上げたところで、「検閲権」を握っている権力サイドが、公的な威力で言論など簡単に捩じ伏せることができるからです。
実際のところよくわからない人たちにとっては、「偉い人の言うことは正しい」という思い込みには確証バイアスが掛かります。
だからこそ、今の世は「専門家の言うデタラメ」と「マトモに見える陰謀論」の二種類しか存在しないのです。
この「世界政府」というビジョンが語られる時、その首謀者こそ実は影の支配者ではなく、既に表に出ている「大富豪」だったりします。
普通に考えて「世界を支配したい」という幼稚な願望を抱く権力者が、人前での賞賛や評価をわざわざ避ける理由がどこにあるのでしょうか。
そして、表向きのロジックで「どうすれば彼らが一番得をする状況になるか」を逆算していけば、「ダボス会議」で話し合われる内容に突き当たるのです。
しかし、あまりに堂々としすぎていて、むしろ「陰謀」には見えないところが逆に巧妙です。
1979年に米国ジョージア州で建造されたモニュメント「ジョージアストーン」に書かれたマニフェストは、彼らの思想と全く同じなのではないか、と私は疑っています。
というか、「ジョージアストーン」自体を選民思想を持った人々が捏造したものだとしたら、「人類を5億人」にする人口削減計画も「宇宙の意志に従ってやった」と正当化できるでしょう。
だから、最後は「神々」を盾にする意図があり、その口実を元に作られたものではないかと私は考えています。
まあ、これは完全な「妄想と偏見」なので流して頂いて結構です。
しかし、彼らが現地球上で最も力を持つ者たちだとして、本当に世界は彼らの望むようになってしまうのでしょうか。
ただ、ここまで文章を読まれた方には、だいたい結論がお分かり頂けると思います。
どんな大富豪も「資本」と、それに基づく権力構造というシステムの上に成り立つ存在です。
彼らの本体は「経済」であり「お金」であり、決して思想や民族性にはありません。
そして、彼らを肥え太らせてきたのは「アメリカ合衆国」のウォール街を中心とする利権です。
金融や利権と懇ろになった業界や企業が、ロビイストを通じて影響を強めた結果、今のアメリカの「政治」となっています。
しかし、もはや政治も経済も高転びするのが目に見えている「アメリカ合衆国」を土台とした「世界政府」は、砂上の楼閣にすぎません。
まして「アメリカ」という国を潰した上で成り立つ「世界政府」には何の力もなく、何の脅威にもならないでしょう。
「アメリカ合衆国」の消失は、経済的・政治的な依存の上で成り立つ中国と、アメリカの支援なしに中東諸国を挑発し続けることのできないイスラエルも運命を共にするはずです。
その崩壊が目に見えてきた今日だからこそ、否が応でも世界は変わらざるを得ず、乱世を迎えるのは必然と言えます。
そこで、巻き込まれ滅びるしかないのが我が国「日本」であるかに見えて、実はかなり恵まれた状況にあります。
日本は大量の米国債を所有していますが、外貨準備高は西側諸国において随一であり、対外的なバランスを維持しています。
また貿易面においても、政府日銀が金融と輸出系企業を優遇するために長年円安にしてきたにも関わらず、貿易依存度が突出して高い国はありません。
仮に貿易が中座しても、外国に輸出する分を国内流通に回せば、影響はほぼゼロで抑えることすら可能です。
つまり、先進国の中では西側諸国が崩れても、日本は最も軽微な被害に留めておける可能性があります。
仮にその時が来たら、米ドルにもはや価値はなく世界中で「日本だけ何となくマシ」な状態にあれば、必然的に円が買われ国債は上昇し、日本株への投資が集中するでしょう。
そうなれば、日本だけマシな状態というより、むしろ日本だけが昂進する状況になりかねません。
そんなに上手くいくか、という感想もなくはないですが、実は米国経済崩壊には、日銀の円安政策一つで衰退した日本だからこそ、そういうシナリオが当然のように付随します。
問題は日本の政治家や官僚が相変わらずトップに居座り、外国から「日本の滅亡に協力する」ために貰うキックバックをアテにして動き続けるかどうかです。
私はこの部分だけが気掛かりですが、幸い我が国の投票システムだけはマトモなので、上手くいけば何とかできるかもしれません。
それは、これからの日本人の意識次第だと思いますし、仮に「日本だけが浮上し、外国全部沈む」状態になっても小金持ちが目先の小銭に狂うのか、微妙な感じもします。
また「日月神示」を引き合いに出しますが、神示には「宗教連合も世界政府も滅びる」と書かれています。
「日月神示VSジョージアストーン」という東西預言ドリームマッチの様相を呈してますが、私は手前味噌ながら神示の示した通りになると思います。
ただ、世界経済崩壊後の日本が多少マシでも、これまでの経済システムには二度と戻らないでしょう。
これまでにあった企業体やサービスも、その頃にはすでに形が変わり、新たな産業・商業形態に移行している可能性が高いからです。
人々の意識や生活習慣が変われば、経済の形も変わります。
「世界政府」の夢が露と消えた暁には、「お金」に変わる価値が人々の中に生まれてくるはずです。
日月神示に出てくる「弥栄(やさか)」という言葉は、「末永く栄える」ことを意味しますが、これまで人々が使ってきた「繁栄」とは用法が異なる気がします。
これまでの時代における「繁栄」とは、バブルや一過性の寡占状態を指していることが多く、成功はかなり短いスパンで栄枯盛衰によって消えていきました。
「弥栄」の意味には一過性ではなく持続性がありますが、ただ浮世である以上、形あるものはいずれ崩れ消え去る運命です。
もし「形」を失っても「弥栄」するものがあるとすれば、それこそエッセンスであり、神示に言われる「・」です。
外側「◯」のモノは絶えず変化し、いずれ劣化してなくなりますが、本質であり「型」としての真髄は世代を変えて残り続けるものです。
私はこれこそ「弥栄」であり、入れ替わり立ち替わり訪れるブームに乗って、右から左に流れることを繰り返すこれまでの時代の「繁栄」とは全く異なる概念だと思います。
だいたい外側の絢爛さというのは、多くの人を集めて大金を使って多少時間をかければ必ず実現します。
しかし、お金も人の力も大して必要とせずに作り上げられる芸術は、より内面的で磨き上げられたものになります。
世が豪華なモノに溢れる「繁栄」の時代から、より洗練されたモノに満ちた「弥栄」の世は、似ているようで全く異なる栄華であり、私たちは後者の時代にこれから向かっていくのだと思います。
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