招神万来

弥栄の時代をつくる神様と人のためのブログ

瀬織津姫新立ち絵

楽太郎です。

瀬織津姫命の新しい立ち絵が完成しました。



そう言えば、先日の参院選で自公が過半数割れとのことで、私はてっきり石破総理のニンマリとした顔を想像していたので、意外でした。
下馬評では過半数割れが見えていたのですが、私は一律2万円の給付を貰いたい人が力を見せるんだろうなと思ってました。
あと、たぶん自民にはディープな人たちがバックにいると思っているので、もう少し石破さんを泳がせるつもりなのだろうと見ていました。

このニュースを見た私の脳裏に、「あなたは常日頃から"日本を何とかしたい"と言っているわりには、日本人のことをあまり信用していませんね」という声が聞こえました。
どなたのお声なのかは、ご想像にお任せします。

ただ、日本の政局がどうなろうと魔法がかかったようにはならない気がします。
とは言え、アメリカに関しては現実的に考えてもスピ的な結論でもぶっ潰れる予感しかしないのですが、日本に関しては本当に読めません。
たぶん、それは今後の日本人の働き次第ってことなのだろうと思います。

あと、わりと日本は海外よりも民主的な投票システムが確立しており、数値の上で誤魔化しはないのだろうなと感じました。
自民の総裁選システムは正直言って胡散臭いですし選挙は言わずもがな酷い状況なのですが、投票だけは公正に行われるのが救いだと思います。

熱い時代になってきました。

そうそう、瀬織津姫様の新しい立ち絵が完成しました。
以前の浮世絵風のテイストはあれで気に入っていたのですが、一影が入れられないストレスと、入り抜きが強い線はどうも苦手で、浮世絵っぽさはテクスチャに頼ることにしました。
塗りは何の変哲もないアニメ塗りですが、最近気づいたのは私の線画のタッチと塗りの好みが合わなすぎて、これくらいの塗りの方が線画と釣り合うということです。

私は妙なとこで見栄っ張りなので、「手を抜いている」と思われたくないがためにゴチャゴチャした塗りを入れたがる癖があるのですが、それが逆に私の作風の邪魔になっていたようです。
やたらと手を入れたくなるのは性格なので、私が育てる植物は大抵水をやりすぎて根腐れを起こします。
そりゃ「愛情が重たい」と敬遠されて異性に逃げられるわけです。

まあ冗談はさておき、瀬織津姫様がこの絵を見てお喜びになられることを願っています。
瀬織津姫様への愛情表現が神様のご迷惑になってないといいなと思います。
後日、改めてネットプリントに登録して、私の部屋に飾ってある瀬織津姫様の古いイラストを更新したいと思います。

暑い中出かけるのも億劫な日が続きますが、皆様ご自愛ください。

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「天細女命」ラフ画

楽太郎です。

瓊瓊杵命と共に天降り、猿田彦大神と出会い夫婦になった説もある「天細女命」。
記紀の岩戸隠れの段では、天照大御神を呼び出す策として激しい舞を披露し、神々を大いに喜ばせたことで天照大御神がその声に反応し、顔を覗かせたと言われています。

そんな天細女命ですが、一晩中ずっと頭をよぎっている感じがしてて、目が覚めた瞬間に「きっと天細女様が描いて良いと言っているに違いない」と勝手に思いました
そこで、眠い目もろくに開かないままにデスクに飛びつき、ラフを仕上げました。

こういう脈絡のない強引さとか、唐突な思い込みの強さこそ、スピリチュアリストが異様な図太さを見せるところです。





100年戦争を終わらせたジャンヌ・ダルクも、何だかよくわからない強気であれよあれよと周りを巻き込んで革命を成し遂げてしまったので、ああいう突き抜けた人間こそ今の時代には必要なのかもしれません。

神様のイラストを描かせて頂く時は、神様のお気持ちがあるかないかで進行度が違います。
天細女様は、神社で参拝したことがないのでご神縁はないはずなんですが、なぜか「私を漫画に出しなさい」みたいな念を少し感じていました。

以前、猿田彦様にHARAEDOに出演して頂こうとデザインを起こした時に、天細女様も脳裏によぎって、いずれご夫妻として登場して頂くことになるのかなと思ったりもしました。
猿田彦大神は国津神として瓊瓊杵命一行を出迎えたわけで、妃となった天細女命は天津神ですし、ご結婚なされた後は嫁に頭が上がらない旦那様だったのではないかと想像します。

猿田彦様が日本の「元祖恐妻家」みたいな感じだとしたら、天細女様を外で呼ぶ時は「おい、うずめ」と声を掛けるかもしれませんが、家の中では「うっちゃん」とか呼んでたら萌えるなあとちょっと思いました。
日本神話をネタにして、ここまでオタクの妄想を拗らせる人間もなかなかいないかもしれません。

天細女命は、岩戸開きや猿田彦大神の出迎えの時も「記紀」での描写はとても卑猥な感じがするので、神様的にはどうお感じになられているのだろう?と常々思っていました。
そこで私が面白がって天細女様をカリカチュアライズしても、おそらくコンプラ的にハリウッド・ザコシショウの誇張しすぎたモノマネを凌駕する本家の癖みたいな感じで、「記紀」の突き抜けた描写を超えることはできないと思います。

ですので冷静に考えて、神様ですからきっとご立派なお姿でしょうし、真面目な印象で描かなければ失礼に当たると思い、「女将」のようなイメージでデザインさせて頂きました。
奇しくも、天細女命は芸能や芸術の神様として信仰されておられるので、漫才師の内海好江師匠のようなピリッとした厳しさのある大和撫子を想像しました。

このイメージだと、猿田彦様も余計にSiriに敷かれていそうだなと思ったりもしますが、そんな妄想をお許し下さる神様方には本当に感謝いたします
後々になって、バチが当たらないことを願っています。

本編の制作が一向に進まないのに、登場神のペン入れ&登場待ちだけが増えていきます。
もうちょっと自由に動きたいところなのですが、なかなか…。

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「祓戸四神」設定画

楽太郎です。

現在、祓戸大神を題材とした「HARAEDO」の漫画をまとめたブログを制作中です。
先日の「トップイラスト完成」という記事では、ブログのカバーイラストと「秋津姫」のラフデザインを掲載しました。

今は、祓戸大神四柱の立ち絵を取りまとめて「登場神プロフィール」みたいな個別ページを作ろうと思い、とりあえずラフ画を流用して仮でそれっぽく作ってみました。














「神様プロフィール」のところは、かなり言い回しに気を遣いました。
実は「好物は水ようかん」みたいなト書きを入れたかったのですが、変にそこだけ切り取られると神社に大量の水ようかんが奉納されるみたいな珍事になりかねず、実際の神社にご迷惑をお掛けするかもしれないと思ったからです。
私の一作品として解釈される分には構わないのですが、実在の宗教法人に影響してしまうとさすがに私も立場がありません。
(今の知名度だと可能性はほぼゼロですが、念のため)

そこで神様をコンテンツにする難しさも正直あります。
ただ、ご先祖様の信仰形態はもっと自由だったので、現代だからこその融通の効かなさだと思います。
高千穂の夜神楽も昔は相当弾けていたそうなので、基本的に「神様を愉しませる」ことを目的としたコンテンツなら、本来は自由でもいいのかも知れません。

色々と嫌われたくないものですが、新しいことを始めると良くない印象を持たれる場合も多いです。
あと、世が世なら私も敵を作るようなことをわざわざ言わず、のほほんと大人しく作品を作っていたかったです。

私はしがないながらも一応作家なので、本来なら言論をせずに黙々と作品を作るのが本筋です。
言論する作家はわりと嫌われますし、言論のイメージが作品を毀損しがちです。
あと、自身の素の影響力に気づいた作家は、作品で理想を叶えようとせずに現実的な影響力で理想を叶えることに傾倒しがちです。
そうなると、作品を滅多に作らなくなる人もいます。

だから本来なら、スピリチュアルと作家業は完全に切り離すべきだったのですが、事の発端は去年の年末に「私を描きなさい」と瀬織津姫様からメッセージを頂いたことに始まります。
それから半年以上経ちますが、それが良かったのか悪かったのかはまだわかりません。

ただ、言論のイメージと作品のイメージが同時に悪印象を持たれるほどどっちも知られていないのが逆に功を奏しているようにも思えます。
そこら辺が神様プロデュースの由縁というか、ご加護があるというか、そのお陰で私は好き勝手なことを書いていられるのですが…

現在は憑依もだいぶマシになって、異常な肩コリ程度で済んでいるので作品に向き合う時間がかなり増えました。
ただ、これまでにちょこちょこ始めたことが多く、同時進行でやってるせいで一つの物事の進み具合は遅いです。
それでも、ちゃんと椅子に座って絵を描けるだけありがたいです。
私が神様をコンテンツにした作品を作りたがるので、余計に妨害が激しいのだろうと思います。

「HARAEDO」は新しい形式で話を始めるつもりですが、実はだいぶ前に第3話の下書きが終わっていて、勿体ないのでこのまま完成させることにしました。
今回まとめたラフ画も、いずれ完成させてブログに掲載していこうと思います。
例によって、イラストはネットプリントで頒布することも考えています。

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トップイラスト完成

楽太郎です。

現在制作中の「HARAEDO」投稿専用のブログのトップイラストが完成しました。



例によって浮世絵っぽいテイストを出しても良かったのですが、あの作風は好き嫌いが分かれそうだということ、自分としては表現の幅が広い方が好ましいと思い、一番目を引くところに置くイラストということで手慣れたテイストにしました。
やはり落ち影だけでもあると違うというか、浮世絵テイストでは一影がつけられないのが感覚的にもどかしかったので、しっくり来ました。

久しぶりに昔の作画工程に戻したので、勝手を思い出すのに苦労しました。
ていうか、憑依&病み上がりで一枚絵を描くのは体力的にしんどかったです。
これまで体調不良が続いて長時間の作業は無理でしたし、だから投稿はラフばっかりになってました。
ただ、腰を据えて絵を描けるのはやっぱりいいなと思います。

私は基本的にワーカホリックですし、特に絵を描く以外に趣味がないので、寝転がっているしかない時間の方が霊障とか呪いとかよりよっほどきつかったです。
私にとっての最大の苦痛は「退屈」なのです。





これを期に、秋津姫命のデザインも変更しました。
何となく、速秋津姫様から創作に前向きな印象を抱かれてない感じがしてましたし、デザインが固まりきらないのもそういうことかなと気になってました。
そこで兵庫県に鎮座する「湊口神社」のサイトにお邪魔して、画面越しに参拝して速秋津姫様のご協力を改めて祈願しました。

すると、固まりきらなかった秋津姫様の髪型に「HUGっと!プリキュア」のルールーのデザインを流用することを思いつきました。
そう言えば、闇堕ち時代のルールーの髪型は何となく「美豆良」っぽかったので、神のお告げだと思いました(?)

そこでデザインもいよいよ固まりつつ、しばらく速秋津姫命について調べていました。
どうやら、速秋津姫は瀬織津姫の「姉」とする説もあるそうで、そう言えばどちらの神も伊弉諾命からお産まれになられているので、面白い説だなと思いました。
私の構想での秋津姫はおっとり系の天然ドジキャラなので、「お姉さん」という属性は強烈に光る気がします。

あと、宮城県亘理郡に安福河伯(あふくかはく)神社という延喜式式内社にも書かれてる古い神社に速秋津姫様がお祀りされていることを知りました。
亘理は震災の被害にも遭った、海辺にある土地です。
しかし神社名の安福河伯は、宮城の一級河川である阿武隈川の古い呼び方だと思います。

「開都(あきつ)」とは港のことですから、古代は神社のあった土地が海岸沿いにあった可能性があります。
亘理が海沿いにあるとは言え、速秋津姫命が阿武隈川の守護神としてお祀りされているのは、やや直感に反します。
河川に祭祀されている祓戸大神と言えば、どう考えても瀬織津姫命っぽいなあ…というのは個人の感想です。

「瀬織津姫命」という神名にしたくないために、他の祓戸三神の神名をスライドしてお祀りしているケースがあるような気がします。
白山権現としてお祀りされている菊理姫命は、瀬織津姫命と速佐須良姫命の変換によるものではないかと私は勝手に想像します。

瀬織津姫命が宗像三女神や弁財天としてお祀りされているのはまだわかるのですが、「女の龍神様」としてお祀りされているケースもあり、なんだかなあと思ったりもします。
ご先祖様が良かれと思って始めた信仰なので、ケチをつけるつもりはないのですが…。

やはり日本の神道史において、本地垂迹よりも飛鳥奈良時代の宗教改革と明治の神仏分離令あたりで発生した信仰の歪みが尾を引いている気がします。
こういうのは、人間が改めようとしなければ改まらないのでしょうが、神も仏も鼻で笑われるご時世ですし、人間がどう頑張ったら見直す機会を得られるのか、想像すると途方もない気持ちになります。

やはり、私が頑張るしかないのでしょうか。
しかし一体どうやって…?

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お祓い漫画「傘神の禍い」

楽太郎です。

祓戸大神をモチーフにした漫画「HARAEDO」の二作目ができたので公開します。





梅雨前ということで、「置き傘」が大量に出る季節になりました。
日本はモノが豊かな国ですから、500円で買える傘を使い捨てても特に惜しくないでしょう。
しかし「モノには魂が宿る」とは昔からの日本人の考え方で、現代人とはだいぶ違います。
かつて皆が口にしていた「もったいない」が今、日本スゲーワードに使われているだけだとしたら、それこそ勿体ないと思います。

さて、こういうメッセージ性の強い作風は「ゲゲゲの鬼太郎」を彷彿とさせますが、実際にこういう話があるかもしれません(汗)

白龍のナギくんですが、以前のキャラデザでは爬虫類感があって絵面にすると生々しさがあるかな、と思ってました。
そこでデフォルメを入れてみたのですが、龍というよりピカチュウ寄りの何か感が出てしまいました。
ナギくんはボコボコにされるタイプの受難キャラなので、多少コミカルでないと痛々しくなりそうです。

通常ならこれくらいの作品は1日半あれば完成するのですが、連日憑依を解きながらチビチビ作業していたので1週間ほど掛かりました。
私は軽い憑依なら自分で祓えるので、しんどくはあるけど特に問題はないのですが、家庭菜園のレタスと観葉植物と生花が邪気を浴びてダメになってしまいました。
どうも植物は動物よりも邪気に当てられやすいみたいです。

「大祓詞」が延喜式に編纂された奈良時代以前は、霊障とか憑依をひっくるめて「禍事罪穢れ」として祓い清めをしていたわけですが、邪気がレタスの成長を妨げ味まで変えることがわかり、お祓いが豊作や国家安寧に結びつく理由がわかった気がします。
空気が悪いところで育ったレタスは、奇形だし味も苦くてこの世の野菜ではない感じがしました。

私の周りだけ世界観が違うのですが、この世界に多様性があるというより、私一人頭おかしくて皆まともであってくれた方が安心します。
この世界は人々が思うよりもオカルティックなのだとしたら、全ての事象について違う説明が可能であり、常識的に生きていたい人々にとっては認識論的ショックから心を守ることができるからです。

あと近況なのですが、個人的にカードリーディングを日常に取り入れて役立ててます。
最近、ルノルマンカードに興味を持って研究を進めています。

ルノルマンカードの絵柄は「希望のカード」という、ドイツで出版された双六ゲームができる36枚のトランプから始まります。
この絵柄は数秘とスートと暗号が元になって決められているのですが、この仕組みを応用して「日本版ルノルマンカード」を作れないか考えています。

今その準備をしている最中で、新しい趣味を見つけた感じがします。
「日本版ルノルマンカード」と言っても、最終的に完全にオリジナルな仕組みのカードになると思います。
カードのイラストは前々から仕事などで描いてみたいと思っていたので、自分の考えたリーディングに自分のイラストをつけられたらワクワクします。

あわよくば商品化などを考えています。これから楽しみです。

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「祓戸三神」新デザインラフII

楽太郎です。

祓戸大神の活躍をテーマにした漫画「HARAEDO」ですが、今回は以前描いた祓戸三神のデザインを再考しました。









漫画第一作でかなりポップな作風になるのは固まったので、デザインはアニメ的要素を強めにしました。

御神名の「速」が抜け、一部漢字表記も変更した形です。
神様を題材にした作品ですし、不敬に当たるのではないかと悩みましたが、子供たちが御神名を覚える際、5文字か6文字で一言で言えた方が親しみやすくなるのでは、と考えました。
漫画のイメージが日曜朝8時なので、幼稚園児が見てわかるような感じにしたかったです。

秋津姫命のデザインに関しては、一番最初に描いた瀬織津姫様がかなりロリロリしてた記憶もあるのですが、その雰囲気に近いです。
「水戸の神様」だけあって抱擁感のあるイメージもあり、何となく天然っぽい雰囲気を残そうと思いました。
ただ、なぜかお姉さん的なイメージにはならず、かなり正統派美少女っぽい感じに収まりました。

気吹戸主命のデザインは、前回のラフとほぼ変更ありません。
ただ、以前はギリギリ少年の設定もありうると考えていましたが、私の考察を元に女神説を採用し、あくまで男装キャラという立ち位置にしました。
何となく夏の有明で盛り上がりそうだなと描いていて思いました(?)

佐須良姫命は、瀬織津姫命同様にかなり謎の多い神様なので取っ掛かりがなくて迷走しましたが、なぜか当初から「ツインテール&ツンデレ路線」だけは固まっていて、その通りになりました。
かなり今風の感じになりましたが、描いてる時に「神様が生足を出して何が悪い」という電波(?)が飛んできたので、何となく行けるかなという気持ちで仕上げました。
速佐須良姫命を調べているうちに、「菊理姫命説」がどうやら一番しっくり来るので、冥界にいる小悪魔っぽいお姫様、と言ったらやはりツンデレ以外考えられず、やはり私は最初から間違っていなかったんだなと思いました(?)

というわけで、漫画としてはまだ1ページしか描いてないにも関わらず、かなり動き出してきました。
話は色々思いつきますし、アイデアも作業もてんこ盛りの状態ですが、神様からの指令が飛んできたらそっちを優先しなければならず、なかなか思うように取り掛かれません。

ぶっちゃけ、私の書く5000文字超のコラムなんて誰も最後まで読んでないだろうとすら思っているのですが、なぜか神様の圧がすごいので書いてます。
私としては、ちょっと前までエロマンガ描いていたような人間にああいうまともなことを言わせないで欲しいと思うのですが、しょうがないですね。

世知辛い世の中です。

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「祓戸のお仕事」後日談

楽太郎です。

先日投稿した瀬織津姫様の漫画「祓戸のお仕事」のアフターエピソードが描きたくなったので、描いてみました。


今回は実験的に一コマで描いてみました。
縦長の画面は複数コマ、横長は一コマ漫画に適しているように感じました。

WEBは端末の特性上、横長は見づらくなる傾向にあります。
サイトのレスポンシブデザインの関係で、コンテナの中に収まる形は縦長の方が相性が良いのです。
だから小ネタとして出す程度なら横長でも構わないかもしれません。

こうして描いているうちに、徐々にキャラクターが動き始めてきました。
瀬織津姫様は、私の脳内ではあまり和服を着ていらっしゃる感じがしないので、普段着をお描きするなら洋服っぽいのかなという印象です。
個人的に、ワンピースを着ておられる感じがするのですが、そもそも神様が女性のお姿をされているとは限らないのに、何故そこまでイメージできるのかわかりません。

瀬織津姫様には、漫画の中だけでも遊んで頂きたいなと思っています。
ヘルメットつけてカブを運転するとか、野球のユニフォームでホームランを打つとか、浴衣姿で金魚すくいに挑戦するとか、「神様なのに」みたいなところを面白くしていきたいです。

次の作品のネームも固まっています。
次回は2ページに渡って若干ストーリーのある作品にしたいなと思っています。
どうぞお楽しみに。

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お祓い漫画「祓戸のお仕事」

楽太郎です。

「祓戸大神」をテーマにした漫画の一作目が完成しました。




登場人物について解説します。

【瀬織津姫命】…言わずと知れた祓戸大神。
常に祓戸殿に坐して、神界の悩み事や地上の禍事を解決する。言いたいことはキッパリ言う性格。

【ナギ】…白龍の少年。神様になるために祓戸で修行している。見ての通り瀬織津姫命によく使われる。苦労人。

今回エキストラとして登場した「猫又ノ神」は完全にオリジナルですが、こう言ったゲストキャラが登場することで話が転がるタイプの作品で考えています。
日本は八百万の神の国なので、猫の神様もおられるでしょうし、九十九神も数多存在するとしたら、「妖怪ウォッチ」並に自由にやれるのではないかと…

話の筋としては「プリキュア」とか「ゲゲゲの鬼太郎」みたいな感じですね。神様の漫画ですが…
この漫画の構想も紆余曲折あったのですが、わりと日曜朝の路線が一番しっくりきました。

瀬織津姫様がヒーロー扱いの漫画は、まさか誰も予想してないでしょうね。
神様でも、邪気を浴びると「魔物化する」と言う話を霊媒師がしてるのを聞いたことがあります。
本当かどうかはわかりませんが、フィクションとして「もののけ姫」のタタリ神のように神様が暴れ回り災いを起こすとしたら、ウルトラマンコスモスが怪獣を正気に戻す時に「フルムーンレクト」を必殺技に使うように、その力で神様が鎮まって誰も傷つかずに収まる、みたいなのが落とし所かなと思いました。
(オタク丸出しの発言)

祓戸四神が揃って巨大化した祟り神に挑む構図、うーんプリキュア。なぜ神様の漫画の構想がプリキュアになってしまったのか…?
まあいいか…老若男女問わず楽しめる作品を目指せば自ずとそうなって行くのでしょうね…
収斂進化でタラバガニとズワイガニが似た形態になってしまったみたいな。

今回は試作の意味もあり、オムニバス前提の作品になりました。
こう言った1ページ漫画の形式に文章を入れて、1話数ページで話を作っていこうと思います。

タイトルは暫定的に「HARAEDO」にしました。
実は00年代のラノベっぽく「はらえど!」にしたかったのですが、狙い過ぎている感じがしたので断念しました。
こう言う流行り廃りのあるタイトルにあえて挑みに行く考え自体は、あまり嫌いではありません。

今後の展開としては、構想が固まるまでは単発的にここで作品を出していき、まとまったら自作のサイトに掲載していく形を取りたいと思います。
印刷物にするとか、グッズ展開等もろもろはまだ考えていません。
この期に及んでマネタイズは全く考えていません。
この手の話は、神様にお任せしています。

瀬織津姫様をテーマに漫画を描くということで、実物の人物でもなく完全に架空のキャラでもない神様を、自分の設定に落とし込むのは苦心しました。
神様に不敬を働けばバチが当たりますから…それを避けるのが一番難しいというか…

ただ、瀬織津姫様には喜んでいただけるのではないかと思います。
よろしければ、今後もお付き合いください。

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瀬織津姫様の習作

楽太郎です。

今日も鉛筆画の練習をしました。
今回は、コピー用紙に描いたイラストをスキャナーで取り込んでデジタル化しました。



この下絵をデジタルで線画にして、着色して仕上げをしようと思っていたのですが、久しぶりにPCで作業していたら頭が痛くなってきました。

やはり、PCの波長と合わなくなってきたのは事実のようで、最終的には動悸がし始めました。
紙に向かっている間はこんなことはなかったので、どう考えても何かあるのだろうなと思います。

まあ、 Microsoftなんてのは人世の権化みたいな企業ですし、その裏にはイヤーなオーラの存在がいるのは確かなので、波長が合わなくなって当然だと思います。
ただ、困るのはSurfaceがMicrosoftのOSでなければマシンの制御ができない可能性が高く、OSをUBUNTUなどに差し替えて使う手段があるかはわかりません。

かと言って、これ以上のデジタル描画環境を整えるのは現実的に難しいので、「デジタルの波動を抑え込んで使い続ける」「完全にアナログだけで制作する」の二択しかありません。
「半デジタル」という選択肢がないかなと模索してみましたが、これほどPCと相性が悪くなるとは想定外でした。
まあ、こうなるとわかっていたらSurfaceなんて買わなかったでしょうが…。

とりあえず、鉛筆での描画はだいぶ慣れてきました。
仮にアナログでこのままやり続ける場合、ペン入れと着彩もできるようにならなければいけません。
しかし画材はこのご時世、かなり高価になってきているので、生半可に使い始められるものではありません。

ということは、「デジタルの波動を抑え込む」以外に方法はないように思います。
ちょっとこれはどうしたものか…。

神様から、「まだ動くな」というメッセージにも取れますし、困ったものです。

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鉛筆画練習

楽太郎です。

今日も瀬織津姫様のイラストを練習しました。
せっかくなのでアップします。




最近の絵は、リアルテイストに寄りすぎてバランスの悪い絵になりそうだったので、若干デフォルメをかけました。
なぜか私は鼻を描くと自分で違和感を感じるので、私以外の人は「何で鼻がないの?」と思うかもしれません。

ずっと美少女イラストを描いてきたからだと思うのですが、いかにリアルテイストであっても「鼻の穴が描けない」という呪いは外すことができないようです。
ちなみに、男性キャラに鼻の穴を描く上では全く抵抗はありません。

私は乱視がきついからか、左右の均整のとれた絵を描くのが難しいです。
デジタルは左右反転が容易ですし、修正もしやすいのでアナログに移行するのは考えられませんでした。

ただ、今回何時間も試行錯誤してみて、確かに正面から描くとかなり歪んでしまうのですが、上下を交互に逆さまにしながらデッサンを取ると、バランスが取りやすくなることを発見しました。
これはなかなか画期的な気づきだったので、今後はやりやすくなると思います。

こうしてアナログのイラストを描くと、ネットとの相性の悪さを感じます。
アナログ派の絵描きはデジタルにする際にアプリを噛ませるのですが、そういう方はわりとデジタル描画環境がない人が多いです。
私の場合はどうせ練習ですし、スマホで撮って色合いを加工して、まあ見れなくはない感じにできればいいかなと思います。

これから先、ずっとアナログでやり続ける気は正直ないのですが、最近デジタルと波長の合わなさを感じていて、エネルギー的にはアナログの方がやりやすいです。
電磁波が苦手なのか、電子機器そのものと波長が合わないのかわかりませんが、PCではやりにくくなってしまったのは事実です。

ただ、アナログで描くのにイラストは良いとして、漫画を描くには「写植」をどうするのかというのが難題です。
漫画は、やはり印刷機を通すからまとまった作品になります。しかし、その写植を自分でやるのは非常に骨が折れます。

いずれにしろ、漫画を描くにはいずれ新しいやり方を取り入れなければならないと思っています。
そのアイデアはあるのですが、あまりに突拍子もなさすぎて受け入れられるのは厳しいかもしれません。

ということで、しばらくは試行錯誤の時期が続きそうです。
どの道今は身動きが取れないので、地味に絵を練習するしかなさそうです。
早く色々とやりたかったことに取り掛かりたいのですが、神様がなかなかGOサインを出せないようです。

たぶんどうせやっても無駄になるからだと思います。
けれど、やりたいことが何一つできない生活は、さすがに退屈すぎます…。

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アナログへの回帰

楽太郎です。

本日、シルクスクリーンの実験に購入した一式が届きました。
以前、版画の世界に足を踏み入れ、そこでビジネスをやっていこうかなという話をしました。
イメージは「浮世絵」なのですが、江戸時代の木版画は今の出版社と仕組みはほぼ同じで、組織的な生産体制によるものでした。

私はこれからの時代、どうなっていくのかわからないからこそ、自分の力だけで成立する制作体制について考えていました。
そこでは、素材の収集から道具作りまで、自己調達が可能なほど望ましいという結論に至りました。

しかし、現代の文明的な生産技術で作られた製品が、DIYするようなものより遥かに性能が良いし、現段階で自己調達よりも安上がりなのも事実です。
ただ、とりあえずは技術的に方法論を確立して、そのあとに代替品を考えればいいかな、と思いました。

最近、なかなか体調が芳しくなくて動けなかったのですが、なぜか身体を動かすようなことにはエネルギーが循環することに気づき、PCに向かうより遥かに調子が良くなります。
これには何か意味があるのでしょうが、とりあえず無意味にでも動いた方が正解なんだろうな、と思っています。

今日はふと思いつきで、10年前くらいに買った筆記用具を引っ張り出して、紙と鉛筆で絵を描いてみることにしました。
ここ10年くらいは本当にデジタル環境でしか絵を描いてこなかったのですが、急にアナログに戻しても勝手が違いすぎて戸惑いました。

そして、試行錯誤しながら描いた瀬織津姫様のイラストがこちらです。





瀬織津姫様を描かせていただく時、なぜかどのようなやり方でも瀬織津姫様っぽくなるのは不思議です。
私は本当に神様が見えているのでは?とすら思ってしまいますw

今回、デジタル環境から移行するに当たって、斜めの画台を作るところから始めました。
昔、トレース台があったのですが捨ててしまったらしく、背後から光を当てられないかなと家中の電気製品を漁ってみたのですが、残念ながら諦めました。

急にPCでの描画環境からシフトしたので、「ズームできない」「アンドゥができない」「切り抜き選択による移動ができない」という仕様に戸惑いました。
まあ…こっちの方がデフォルトなんですが…(汗)

しかも、最近はペンを持つ機会もめっきり減ってしまったので、ストロークも鈍ってしまい手が痛くなりました。
とにかく、描いては消し描いては消しで、絵を描くというよりは彫刻に近かったです(笑)


これまで、PCでやるとどうしても波長が乱れて仕方なかったのですが、アナログでやるとなぜか心身共にすごく安定しました。
これは何故かなと思ったのですが、神様がどうやら今後の活動はアナログを優先して欲しいようなのです。

たぶん、予言的なアドバイスもあるのだろうと思います。

これから経済が崩壊して職に溢れる人が増えると、とりあえずという感じでネットで活動する人が爆発的に増えるはずです。
しかし、現時点でプロすら埋もれるほどの超飽和状態なのに、全く無知の人々もどんどん参入してくるでしょう。
きちんと商売をするなら、そこで活動し続ける方がむしろ無謀です。

これから急速に実態経済が冷え込むため、流通がガラ空きになっていくと思います。
空き店舗も増え、賃料は下がるので事業的には進出しやすくなり、イベント事は逆にやりやすくなるはずです。
人々はお金を使わずに暮らそうとするので、逆に催しや物理的な広告は目立つでしょう。

人々が安易に娯楽を済ませようとデジタルに向かう中、流通の世界にあえて打って出ることで、逆にビジネスチャンスを狙えます。
ここまで先が読めると、何をしたらいいのかも自ずと見えてきます。

あと、個人的にデジタルの世界はこれから現体制を維持できなくなってくると思います。

今のネット環境を支配しているのは、アメリカのマグニフィセント7と呼ばれるビッグテックです。
人々は彼らが超絶ホワイトな組織だとは思っていないでしょうが、その通りです。
彼らがインターネットを牛耳っている間、自由な表現も競争も夢のまた夢です。

私がPCで作品を制作してネットに公開する一連の流れは、特定のテック企業数社しか挟みません。
これは実に恐ろしいことで、ほぼ彼らの匙加減一つでやっていけなくなるということです。

その予兆はadobeのサブスクがエゲツない金額になってデザイナーやイラストレーターが泣きを見たように、一企業に作家生命を握られるなど実際あってはならないのです。
だからこそ、私は自前で全ての材料を工面できるくらいには、制作環境を固めようと思いました。

とは言え、周知のためにはネットを使うべきです。
そのため、アナログ作品をアップロードするための撮影機材も必要でしょうし、ポートフォリオサイトも必要だと思います。
現在、その準備も進めています。

ただし、やはりメインは物流としての商業取引になっていくと思います。正直、店舗などの商業活動が停滞するのにネット取引だけ活発というのも考えられませんし、デジタルもそれほど有望ではないと考えざるを得ません。
だから、あくまでサブとして進めていくつもりです。

近い将来、ラジオの周波数帯やスクランブル放送の帯域が解放されれば、メディア展開も可能です。
だからぶっちゃけ、現体制が壊れてくれた方が動きやすくなるのは確かです。

ということで、これからはアナログの方面もやっていこうと思っています。

実は、かなり必死に神様へ「漫画を描かせてくれ」と懇願しているのですが、どうやら順序というものがあるらしく、なかなか取り掛からせてもらえません。

神様は本質を大事にされる方々なので、何よりも順序を優先されるようです。
その感覚は、未熟な人間にとってすぐに腑に落ちるものではないかもしれません。

いつかは漫画に取り掛かれると思うのですが、いつかはわかりません。
それまでは優先すべきことがあるようなので、地道にやっていくしかありません。

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新作風の練習

楽太郎です。

ついさっき、小耳に挟んだことでイライラしてました。
知り合いの会社の新規従業員が、七割外国人らしいです。
その会社は、外国人を雇用するので国から補助金が出ているため、外国人労働者を遣うことで収益を伸ばし、今では全国規模の会社に急成長したそうです。

こういう話を聞いて、「日本人…」とならないのが今の日本人です。
私はこれを聞いてものすごくガッカリしたのですが、私の周りに話がわかる人がいなくて、余計に何とも言えない気持ちになりました。

私はコツコツ反省しながらカルマを返そうと頑張っているのに、自分のやっていることに疑問すら抱かない人があまりに多すぎて…

そんなことを風呂に入りながら考えていたところ、神様なら愚痴を聞いてくださるかな、と思いました。
こういうことは人間に話すべきではないでしょうし、口に出すことでもないでしょう。
まあ、神様がお考えになられたことですので、神様ならわかってくださるかもしれません。

早く何とかしましょうよ、神様…

まあまあ気を取り直して、新しい絵柄で「顔」の練習をしていました。
私はつい最近まで美少女イラストを描いていた人間なので、リアルテイストの顔に寄せるのは難しいです。

最近描いた瀬織津姫様も、もっと絵柄をリアルに寄せてみたくなり、実験的に描いてみました。



練習していて思ったのですが、この絵柄で漫画を描けば「シリアス路線以外にはできない」ことに気づいてしまいました。

私はギャグとかエロばかり描いてきた人間なので、絵柄も作風もポップさを追求してきました。
それはある意味、私の武器とも言えるものです。
しかし、その作風を捨てるとしたら、自分の武器を使えなくなることを意味します。

それが嫌で嫌で、しかも私の作ったキャラクターがまだ心の中で暴れていて、今も外に出たがっているのを必死に抑えています。
彼らは私の子供同様の存在であり、彼らの世界や話の続きを描きたい気持ちも消えることはありません。
けれど、私は「順序」だと自分に言い聞かせて、神様に優先順位を置くことを決めました。

ただ、かつての作風に違和感を感じ、無理せず自然にこの作風になってきたことを思うと、「神様が私に何を描かせたいのか」を理解してしまいました。
そして、なぜ作風を捨てさせられることになったのかも。

これから先、世の中が沈んでいけば行くほど、今日のような浮ついたコンテンツが時代に合わなくなってくるはずです。
癒しとかお気楽さとか、そのレベルのエンタメで心が潤うような雰囲気ではなくなってくるからです。
しかも、食べ物にすら事欠く状況で、それほど娯楽にお金を回せるものでしょうか。

つまり、これからの時代の雰囲気を考えて、もっと普遍的なテーマの作品でなければ、存在する価値すらない作品になりうる可能性があります。
だから、「祓戸大神がケガレを引っこ抜いてバレーボールする」なんてネタに神様からゴーサインが出ないのは当たり前です。
そういった浮ついたものは、人間どころか神様がお許しにならないのだと思います。

ということは、シリアス一択

でも冷静に考えて、今の私の心情ではギャグやコメディ、しかも神様を絡めてわちゃわちゃしたものを描くのは難しいと思います。
知り合いの話をちょっと聞いただけで、人のために楽しい話を作る気力すらなくなってしまいます。
とは言え、漫画は人間が読むものですから、人間のために描かなくては意味がありません。

ただひしひしと感じるのは、私が人々に対して思っていることは、神様も感じておられることなのではないか、ということです。
そうやって神様のお気持ちを代弁する、代弁して人に対して説いていく、そうすることで神様のお役目を果たせるのかもしれません。

私はここ数年、世の中が暗く沈むからこそ明るい作品を作ろうと心がけて来ました。
けれど、変に明るい作風はこれからの時代、諸刃の剣というか、慰みは逆に価値がなくなるような気がします。
だとしたら、わりとエグい内容の方が良いのかもしれませんし、現時点で血なま臭い雰囲気の作品になるかもしれません。

そういうのは描いたことがないわけではないのですが、描いてる私がつらいというか…
そんなこと言ってられないのでしょうね。
これから準備したいと思います。

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「祓戸三神」新案ラフ

楽太郎です。

イラストの前に、近況について話します。
年末に購入した千両の枝から芽が伸びてきたので、プランターで発根できないかなと考え始めました。

とりあえず植木鉢と培養土が家にあったので、千両から実を取って鉢に植えました。
そして茎から発根するための作業を明日から始めます。

ここ最近、災害準備をしなければならないという気がしているのですが、私に降りてくる内容がどんどん原始的な発想になってきている気がします。
千両を植え直したのも、自家栽培に興味が湧いてきたからです。
あとは自家発電、自作浄水器などを DIYできないか考えています。

なぜこんなことが急に気になり出したのかわかりませんが、仮に必要になるにしてもマンションで家庭菜園を作ること自体、たかが知れています。
食料危機になっても、これしきの収穫量では何も作れません。
これが神様のお導きだとしても、これをフルに実践したからと言って救われるとはどうしても思えません。

私の場合、非常事態のために準備することよりも、知識や情報を役立つ形にしておくこと、そのものに必要性があるような気がします。
これがお導きであるとして、その理由がノウハウの蓄積以外にあるとしたら、こういった生活の知恵や自然の知識を学ぶこと自体が、波長を高めることに繋がっているのかもしれません。

地球は次元上昇を始めたため、自然や地球に波長を合わせた生き方をしなければ、生活のレベルで地球の次元に合わせることができません。
現代社会を生きることは、既成の技術やモノに頼って生活することであり、それは人間社会に依存することを意味します。
地球とは反対に、人間社会は次元上昇に置いていかれているので、人間社会に生活や思考の水準を合わせている限り、自ずと波長が下がっていきます。

波長が下がることは邪気を呼び込み、心身共に蝕まれ運気も下がっていくでしょう。
地球の霊性に合わせるためには、いずれ人間社会に依存し続けるわけにはいきません。
この先、人間社会に生活を依存させていると生存確率が下がるだけでなく、何か災害や経済の崩壊が起きた場合、急に自然から糧を得ようとしてもすぐには対応できないでしょう。

人の世にどっぷり浸かっている人ほど、今の生活が壊れるとは思っていないので、そういう人ほど非常事態になった時の備えが甘くなるはずです。
そうならないように、神様が今のうちから危機意識を高めて準備させようとしているのかもしれません。

災害準備というより生存戦略として知恵を身につけることは、社会に何があっても自力で生き残ることを意味します。
それは人世からの自立であり、地球への適応です。そのための努力が、自分の波動を上げることに繋がらないはずはありません。
こうして生活の知恵を身につけていくこと自体がアセンションに繋がる行為であり、波長を上げれば邪気は寄りつきにくくなるでしょう。

従ってもしもの時のための準備は、例え緊急事態に大して役に立たなくても、次元上昇に適応するという点では有効な手段なのかもしれません。
まあ個人的には、社会が機能停止した後にどうしても持続的に必要になっていくような気もしますが…。


さて、本題の「祓戸三神」の新デザインのラフが出来ましたのでお見せします。







以前、「瀬織津姫命」の新デザインによるイラストを上げたので、他の祓戸大神三柱になります。

瀬織津姫命のイラストが以前の萌えキャラっぽいテイストから大人っぽい絵柄に変更になったので、その作風に合わせました。
だいぶ印象が変わった神様もいらっしゃると思います。

速開都姫様は、なかなか髪型が決まらなかったのですが、萌えデザイン版のセオリツ姫様の髪型を拝借したらしっくり来ました。
新デザインは若干リアル志向なので、弥生・古墳時代のファッションに「髪を切る」という概念があまりないように思い、下手に現代風にすると説得力がなくなる気がしました。
やはり前髪がないとキャラデザインは難しいです。

気吹戸主様はとある理由で完全に人間体(?)となったので、以前の「神直日神に変身する」という設定は使えなくなりました。
神直日神様は、かなりお気に召されているような気がするので、どこかで登場するかもしれません。

速佐須良姫様は、どうしても「ツインテールとツンデレ」だけは外すことができませんでした。
神様がツインテールにするのかは置いておいて、記紀にも記述がない速佐須良姫様を、王道ツンデレキャラとして再定義した私の功績は認められるべきではないでしょうか(?)
バチが当たらないと良いですが…

「祓戸大神」の漫画展開について構想が進行中です。

当初は、オリジナルの神様を立ててメインに動いてもらおうと思っていました。
その話では、創作の神様を主人公にして、レギュラーの役回りで祓戸大神たちに活躍してもらおうと思っていました。
その上で、気吹戸主は老獪な仙人のようなイメージの神様として描こうと思っていましたが、その設定では不思議と作業が進まず、何をやってもしっくり来ませんでした。

「もしかして設定が神様に受け入れられてないのでは?」と思い、瀬織津姫命を主人公に据えてオリジナルの少年神を気吹戸主に動かしてみたところ、スルスルと創作が進み始めました。
そのため、気吹戸主様のデザインは少年神の移行によるものです。

神様をモチーフにして創作していると、こういうことは良くあります。
神様がお気に召さなければ突然PCが落ちたり、急に具合が悪くなったり、進行困難になったりして作業が進まなくなります。
ですから、「この設定ならOK」ということかと思います。

…ていうか、主人公が瀬織津姫様じゃなきゃ許してもらえないんだ…

というわけで、漫画の主役は先日描いた瀬織津姫様のビジュアルそのままに、活躍して頂く形になりそうです。
ストーリーはかなり悩んだのですが、「大祓詞」からヒントを得ました。

「大祓詞」は、皇御孫命が日本を安国と定め、天津神国津神と八百万の神々を統べ、安寧のために人々の罪穢れを祓うという内容となっています。
そこで祓戸大神の役割は、太祝詞を聞く天津神・国津神・八百万の神々と人民の罪穢れを祓うことです。

大祓詞は、神社では二拝二拍一拝の前に祓詞と共に奏上される風習がありますが、これは神前で邪気を祓ってから神様をお呼びするためです。
つまり、祓詞自体はコース料理の食前酒みたいなもので、コンディションを整える役割があります。
神々にとってコンディションを整えてくれる祓戸大神は、私の勝手な解釈では「地球のお医者さん」みたいな存在で、心身共に神々の健康管理をしているのかもしれません。

つまり「神様版ブラックジャック」みたいなお助け系の話になっていくんじゃないかなあ…と思うのですが、あくまでヒューマン(?)ドラマみたいなテイストになるかもしれません。「ショムニ」みたいな(古いのしか思いつかない)
その辺は自分で描き始めてみないとわかりませんが、神様も相当愚痴が溜まっておられるような気もしないでもないので、神様の気分次第で内容が変わる可能性も高いです。

とは言え、「神様のお気持ちを代弁する」形の漫画になりそうです。
あまり説教くさい内容にはしたくないですが、それも神様のお気持ち次第です。

神様をモチーフに創作していると、アイデアが降りる前にはエネルギーがガッと来て気持ち悪くなったり、設定がまずいと気持ち悪くなったりするので、思うように制作できないのが難しいところです。
こんなわけで、こう言った話を考えています。もうしばらく準備はかかりますが、私としても楽しみにしています。

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「瀬織津姫命」新デザイン

楽太郎です。

今、絶賛アセンション反応中ですが、ある朝に自分の作風が「人世に合わせていた」ことに気づき、絵の描き方を見直しました。

私はこれまでの画風も嫌いではなく、むしろ好きだったのですが、何となく今の波動状態と合わなくなってしまったのを感じました。
わりとタッチや画風は自由に変えられるので、正直なところ元に戻そうと思えばすぐに変えられます。
ですから、自分の作風を今変えることに関しては、致命的なことではないと思います。

瀬織津姫様のご神璽を頂きに早池峯神社に参拝した次の日に、瀬織津姫様のリアルタッチのイラストを投稿しました。
その時描かせて頂いた瀬織津姫命像が、以前のアニメ調瀬織津姫様より感覚に近かったので、そのイメージに寄せてみたらどうだろうか、と思い描いてみることにしました。





瀬織津姫様は、他の神様と違って比較的どう描いても許して下さるというか、全く注文をつけることがなく自由に描かせて下さいます。
私の背中を常に押してくださっていると思えば、何となく浮かばれる気がします。
まあ、神様からすると「勝手にやれ」って感じかもしれませんが…。

新しい画風は、若干リアルタッチに寄せました。
浮世絵風テイストは落ち影を入れられないので、色彩で絵面を誤魔化すことができません。
ゆえに、線画表現を洗練させなければ絵として説得力が生まれません。
線による説得力は、即ちデッサン力です。これまでのアニメ調は線をデフォルメする分、塗りに説得力を持たせ描き込みを表現できましたが、線の強い画風ではそれができません。

それゆえ、この画風を続けるならデッサンのリアルな線を追求することになりそうです。
幸い、私はフォルムで形を取るタイプなので、慣れたらそれほど難しくはないと思います。

以前お描きしたイメージ画の瀬織津姫様は目を瞑っておられたのですが、あの印象そのままに今回の絵に落とし込みました。
私の脳内の瀬織津姫様は、はっきり物を言うタイプの利発な女性で、わりとぐいぐい来るタイプの女神様だと思います。
いや、私の好みのタイプはむしろ「セオリツ姫命」の方なのですが……
ロリロリしてるし……

アニメ調の「セオリツ姫命」とはイメージが違うのですが、セオリツ姫様も独特の可愛らしさがあるので、コスチュームを分けて別キャラ(?)として描き分けることにしました。
まあ、リアルタッチだとケガレを引っこ抜いて祓戸四神でバレーボールする光景は描きにくそうですし…。

このタッチで瀬織津姫様をお描きしたということは、他の祓戸の大神たちもまたお描きしなければならなそうです。
それは別にいいのですが、気吹戸主命をお描きする時はまた悩むでしょうね…。

ともあれ、意図せず広がっていく神様イラストの世界、今回初めて「神代絵」というカテゴリーを作成しました。

「浮世絵」ならぬ「神代絵」…。絵に描いた餅にならないようにがんばります。


追記:

先ほど、瀬織津姫様のイラストをネットプリントサービスに登録してきました。
プリントする際、写真L判の印刷になることを失念し、ハガキサイズでデータを作成してしまいました。


勿体ないので、こちらにおまけとしてアップしておきます。

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