招神万来

弥栄の時代をつくる神様と人のためのブログ

「祓戸三神」新デザインラフII

楽太郎です。

祓戸大神の活躍をテーマにした漫画「HARAEDO」ですが、今回は以前描いた祓戸三神のデザインを再考しました。









漫画第一作でかなりポップな作風になるのは固まったので、デザインはアニメ的要素を強めにしました。

御神名の「速」が抜け、一部漢字表記も変更した形です。
神様を題材にした作品ですし、不敬に当たるのではないかと悩みましたが、子供たちが御神名を覚える際、5文字か6文字で一言で言えた方が親しみやすくなるのでは、と考えました。
漫画のイメージが日曜朝8時なので、幼稚園児が見てわかるような感じにしたかったです。

秋津姫命のデザインに関しては、一番最初に描いた瀬織津姫様がかなりロリロリしてた記憶もあるのですが、その雰囲気に近いです。
「水戸の神様」だけあって抱擁感のあるイメージもあり、何となく天然っぽい雰囲気を残そうと思いました。
ただ、なぜかお姉さん的なイメージにはならず、かなり正統派美少女っぽい感じに収まりました。

気吹戸主命のデザインは、前回のラフとほぼ変更ありません。
ただ、以前はギリギリ少年の設定もありうると考えていましたが、私の考察を元に女神説を採用し、あくまで男装キャラという立ち位置にしました。
何となく夏の有明で盛り上がりそうだなと描いていて思いました(?)

佐須良姫命は、瀬織津姫命同様にかなり謎の多い神様なので取っ掛かりがなくて迷走しましたが、なぜか当初から「ツインテール&ツンデレ路線」だけは固まっていて、その通りになりました。
かなり今風の感じになりましたが、描いてる時に「神様が生足を出して何が悪い」という電波(?)が飛んできたので、何となく行けるかなという気持ちで仕上げました。
速佐須良姫命を調べているうちに、「菊理姫命説」がどうやら一番しっくり来るので、冥界にいる小悪魔っぽいお姫様、と言ったらやはりツンデレ以外考えられず、やはり私は最初から間違っていなかったんだなと思いました(?)

というわけで、漫画としてはまだ1ページしか描いてないにも関わらず、かなり動き出してきました。
話は色々思いつきますし、アイデアも作業もてんこ盛りの状態ですが、神様からの指令が飛んできたらそっちを優先しなければならず、なかなか思うように取り掛かれません。

ぶっちゃけ、私の書く5000文字超のコラムなんて誰も最後まで読んでないだろうとすら思っているのですが、なぜか神様の圧がすごいので書いてます。
私としては、ちょっと前までエロマンガ描いていたような人間にああいうまともなことを言わせないで欲しいと思うのですが、しょうがないですね。

世知辛い世の中です。

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