新しい世界の「場」
- Category:神世考察
- Date:2025年06月07日
来週から木星が蟹座に入るなど、星の巡り的にも強いスクエアを組み始めて物事の流れが変わる印象があります。
奇しくも6月11日の満月に向けて人々の集合意識が強固となり、同時に幽界の影響力も極大化しているように思えます。
これは夏至に向けて新しい気場が形成されつつあるためであり、この気場が完成するとそのエネルギーを人々が降ろして使えるようになります。
その気場を私は「神世」と呼んでいます。
これまで幽界と呼ばれていた5次元の霊界層は、ここ数年で大幅に縮退しました。
その空いた空間に新しい周波数帯の層が作られ、これまで霊界は人が肉体を離れなければ干渉できない世界でしたが、私たちの住む次元が1次元上昇したことで、生きながらにアクセスできる霊界として立ち現れてきます。
その周波数帯はかなり抽象的で、より根源的なエネルギーと相性の良い気場です。
従って、ある程度浄化された魂にとってはホームグラウンドのように闊達に立ち振る舞えることでしょう。
しかし純粋な精神の場なので、ノイズとなるような波長は弾き出されます。
現在の人間界にはノイズが多すぎるため、この雑念を取り払わなければ純度の高い周波数帯にアクセスすることはできません。
そのため、ここ数年は地球の次元上昇と共に人間界には気づきと浄化が促されてきたのです。
この計画を主導されてこられたのは、私の認識では日本の神々なのではないかと考えています。
ただ、日本の神々だから外国に干渉していないとかいう訳ではなく、日本の神々が外国では「天使」とか「宇宙人」とか、そう呼ばれながら働かれているような気がしてなりません。
都市伝説的に日本は「世界の雛形」という話がありますが、実際に我が国は世界でも類を見ない古い文明史を持つ土地にあり、精神文化として卓越した風土にありました。
日本の「大和」という精神は、グローバリズムや多様性などの小手先のレトリックに止まらない、「あなない(助け合い、和合)」の概念にあるからこそ、今の混迷を極める世界情勢にあって大きな役割を果たせるのです。
その精神の復活と、神々の働きは連動しているように思います。
完全に袋小路に入った文明社会から人々は救い出され、新たな歴史のフィールドに乗ることで人類は存亡の危機を免れるでしょう。
しかし、そのためには世界の構造そのものを変える必要があり、それは決して人間の自助努力でどうにかなるレベルにはありません。
それができるのが神々しか存在し得ないからこそ、今こうして霊界を巻き込んだ変革が起こっているのだと思います。
この新しい気場は、元は「幽界」と呼ばれる霊界の最下層の跡地に作られた訳ですが、そもそも幽界は元々あった次元ではなく、人間が霊界に上がる準備場として自分たちで作り上げた階層であったそうです。
つまり人間の思念、霊体が作り上げてきた世界であり、新しく作り替えられる際にはこの層が取り払われ、それが縮小すると同時に中にいた不浄霊が地上に流入してきました。
それがここ四半世紀に起こった世界的混乱の理由なのだと私は推測します。
特に世界を牛耳るアメリカが特筆して変調をきたしたのが9.11同時多発テロ以降であり、これが起きたのが2001年です。
そして、この頃から声高に叫ばれるようになったのが「グローバリズム」であり、このアメリカ主導の国際秩序に我が国が追従したことで、より日本は衰退への足を早めてしまいました。
これまでの世界を作り出してきた金融中心の文明社会は、18世紀フランス革命を機にロスチャイルド一族の影響下で発展してきました。
近代ヨーロッパの動乱を皮切りにアメリカ大陸に押し寄せた西洋人は、現地住民を殺戮し辺境に追いやり、プランテーションのためにアフリカ諸国から多数の奴隷を集めました。
この国は歴史の汚点を引きずり現在もなお有色人種への偏見が強く、その差別観は経済的な格差として如実に現れています。
この非人道的とも思える歴史を持つ国が、我が国日本が宿主としているアメリカであり、その関係に依存し続けたからこそ現在の日本がこの有様になっていると言っても過言ではありません。
そもそも日本人は縄文時代に大陸から渡ってきた渡来系民族と混血し、弥生時代以降も渡来文化を受け入れ多様性を伴い発展してきた民族ゆえ、民族浄化の歴史は確認できず、やはり諸外国とは異なる精神風土があるのです。
日本は神々との関係が深い国でありながら、幽界の干渉の強い国家の影響を受け入れたせいで、神々との繋がりをほぼ失ってしまいました。
かつて神の住まうとされた山々や土地が、不動産として外国人に売り払われ、ソーラーパネルで埋め尽くされ重金属汚染を引き起こし、日本人が代々守ってきた土地は尊厳を失っています。
これを数千年、「産土神」として人間に祀られてきた大地の神々が黙って見ているはずもなく、この状況を引っくるめての大変革が起ころうとしている気がしてなりません。
私は最近、憑依の規模が日に日に高まっているのを感じているのですが、その強度を推し量るとやはり終局が近いのだろうと思います。
アメリカ経済はトランプ大統領の暴走を抑え込むのに必死ですが、相互関税政策の推進を抑制している間はダウも高値で安定し、見せかけの繁栄を示すことで外貨を呼び込んでいます。
しかしトランプ関税発表以降、米国株と米国債は連動して上下するようになり、これまで「株価が上がれば国債は下り、国債が下がれば株価が上がる」という投融資の逃げ道がなくなってしまいました。
それゆえ、現在の米国債はベア(弱気)相場に突入しています。
アメリカへの投資が懸念を抱かれることにより、円キャリートレードなどでドルを買っていた外国人投資家がドルを売って他国通貨を買い戻すようになると、ドルも値下がりします。
そのため、アメリカ経済はドル安株安国債安のスパイラルに陥り、しかも金利の上昇はより国債価格を下げることになります。
それゆえ、トランプ大統領がFRBのパウエル議長に高圧的に利下げを要求しているのですが、これは高いところから水が流れている事象に物申しているだけに過ぎません。
従って、アメリカ経済は完全に奈落の底に落ちるシナリオに突入したと断言できるでしょう。
世界経済を牛耳るアメリカに追従する日本は、このままでは共に奈落の底に引き摺り込まれます。
残念なことに、この悪しき予定調和を打ち破れる人材は、まだ我が国には一人もいません。
金融経済の世界は、完全に幽界的存在の影響を受けています。
私はそれを、「人世」と呼んでいます。
これまで西側諸国の文明を支配してきた幽界的存在は「お金」という概念によって人類を支配してきた者たちであり、その思惑と人間の欲望は非常に相性の良いものでした。
このシステムが人々を支配し、人々の目的であり幸福の指標とし続ける限り、人間は本来の性質を発揮して自由に生きることはできません。
そして、このシステムが終わりを迎えつつある今、その背後には世界のバランスを元に戻そうとする神々の働きがあります。
そこには日本の神々だけでなく、どうやら各大陸の各地の産土神、人々が「精霊」と呼んでいた存在も活動しているように見えます。
そして、その主導的役割を演じているのが日本の神々であり、我が国の総氏神であられる天照大御神の御働きであります。
日本の神々がこの宇宙的大変革において重大な役割を果たしていることは、私たち「日本人」の使命も大きいということです。
奇しくも、近年はスピリチュアルブームがあり、若い人でも神社に関心を持つ人が増えました。
そして、世界でも突出して優れた精神文化を擁してきた私たち日本人は、この新生した気場に最もアクセスしやすい立場にあるのです。
今こそ、日本人はこの世界の疑惑に気づき、その仕組みから一歩離れて世界を俯瞰し、己の心と向き合う時です。
そこで自分の魂に目覚めた日本人は、新しい時代のエネルギーを手にして、新しい世界の礎を築き始めることが可能になるはずです。
これから「目覚め」を体験する人々は、覚醒の世界線をこれまでの人生で選んだ人たちです。
それゆえ、これから起こる出来事は自分のカルマの延長であり、その気づきと学びの中でより魂を磨ける人たちです。
神々はその人々を祝福し、これからの未来を応援することでしょう。
そして、次の世界はそうした人々が中心になることを、神々は望んでおられるのです。
今回は、当初に書こうと思っていた記事の内容とはどんどんズレていったため、何となくスキゾチックな文章になってしまいました。
とは言え、テーマとしては一貫しているので無意味な内容ではなかったと思います。
今、霊的な妨害が激しく体調を整えるだけでも大変ですが、神様からのお役目も別のところであったりして、なかなか絵が思うように描けません。
最近、面白いアイデアを思いついたので少しずつ進めています。若干ビックリされるのではないでしょうか。
続報にご期待下さい。